商品紹介
/*-----------------------------------------------*/ /* [File Name] jorker .txt */ /*--------------------収録内容-------------------*/ /* [作 品 名] ＤＩＣＥ */ /* [ジャンル] 連載小説 */ /* [ 著 者 ] JORKER */ /* [ 備 考 ] Vol.1 Vol.2 掲載作品 */ /*------------------------------ IN THE LIFE --*/
/* ＤＩＣＥ �� ろんりぃちぇりぃぼぉい */ Vol.1 掲載作品
冬の終わり。春の始まり。
どちらとも言えない陽気だ。空は青く日差しも暖かいのだが、時折吹く風はまだ冷たい。
暦の上では「弥生」。
今日は僕らの高校の卒業式の日。僕は前から好きだったコに告白したんだ。ちょうど彼女が一人になるのを見計らって・・・、卒業式の後、講堂に近い廊下で・・・。
僕らの学校には制服はない。校則もけっこう自由だった。そんなわけで、卒業式もスーツあり、ブレザーあり、着物あり、袴あり、何でもありなんだ。でもさすがにジーンズに革ジャンなんて奴はいない。
彼女はスーツっぽいのを着てた。女物の服はよく分からないが、一歩間違えばどつかのＯＬか受付嬢って感じの服だけど、そうは見えなかった。
彼女の名前は浅井由季、美人ってよりはかわいいコで、普段はとてもおとなしい方だと思う。でも、しゃべるとおもしろいコで、けっこう人気があったのかもしれない。ただ、あまり目立つコじやなかったのでライバルは少ないと思う。っていうのは、別のクラスの奴らとかその存在を知らないが多いだろうから。
どんな服もよく似合うのでいろんな魅力がある。この年頃の女の子はホントにＧＩＲＬなのかＬＡＤＹなのか、あるいはそれらの共存なのか・・・。今日の彼女も例外じゃなかった。
今日はスーツのせいでちょっと大人っぽく見える。そして薄く化粧をしていた。ロ元はいつもより鮮やかだったし、目尻もちょっと魅惑的だった。耳には小さなイヤリング、指には銀色のリングが光っていた。
「あ、あのぅ」
気付いてくれない。当たり前か。
「おいこら、そんな小せぇ声で聞こえるわけねぇだろバカ」
「わああ」
振り向くと織田がいた。俺の幼なじみであり親友だ。
「びっくっりしたあ」
「びっくりしたあじゃねえよ。ところで・・・、なーにやってんのかなあ」
繊田は不敵な笑みを浮かべる。全てお見透しって顔だ。
「何でもねぇからさっさとどっか行けよ」
無駄だと分かりながらもしらを切る。だが俺の瞳は先から彼女を追っていた。
「分かったよ。俺はこれから後輩の女のコと涙々のお別れして来なくちゃいけないからこの辺で。アディオース・・・あっそうだ。結城、お前さ・・・」僕の肩に手をかけ、目をつむり、首を垂れて、ため息一つ。「似合わねえな」しみじみと言う。ちなみに、結城ってのは僕の名前。
「うるせえ。ほっとけ・・・お前こそ、ホストみてーだぞ」
「そう？じや、ホントにやろっかな」
繊田は右手の人差し指と親指を顎に添えポーズを決めた。
「はいはい、勝手におやり」
「冷たいのね。結城君ってそんな人だったの？」
捨てられた女のように泣き哀似をする。僕が相手にしないで呆れていると「ま、いいや。じゃーねー」と言ってどこかへ去って行った。
僕はもう一度彼女に声をかけるべく彼女に近づいて行く。はずだったのに、既に彼女の周りには友達や後輩がいて、とても僕には声をかける事なんてできなかった。
それから僕は二十分ほど持つことになった。その間、友人や後輩などと話をしつつも彼女の方をずっと見つめていた。居場所を確認するため、そして、他の野郎がアプローチしていないかを確詔するために。
僕の知る限り、この時点で彼女に「彼氏」と呼ばれる存在はいないはずだ。
友人の中で、僕が彼女に恋心を抱いているのを知ってる奴は少ない。いや、ほとんどいないと言った方が正確かもしれない。もちろん知ってる奴は「親友」と呼べる奴らだ。そんな一人、伊達は、じれったさそうに僕の方を見て、顎や親指で「ＧＯ」とジェスチャーする。
僕が首を横に振るとボディーブロウ一発。僕の首に腕を回し、耳元で囁く。
「お前なあ、いつまでそうしてるつもりだよ。いいかげん動かねえと」
「動かないとなんだよ？」
僕は続きを遮るように聞き返す。
「動かねえと・・・」伊達は少し考えて「つまんねえだろ」と言った。
「お前なあ。親友なら親友らしくもっとこうさ、心配するとか、励ますとかできないの？」
「できないの」
昔からこういう奴だ。でもこいつのおかげで無意識のうちに落ち着いていた事を、僕はこの時気付いてなかった。
伊達は僕の肩をたたいて、シリアスな顔で「俺に任せな」と言い、口元だけニヤリと笑った。そのまま彼女の方へ歩いて行った。
「あっ、ちょっと待って」
僕には伊達が何をする気なのか分からなかった。それ以上に彼女に余計なことを言われたら困る。その思いがとっさに伊達の左腕を掴ませた。
しかし、振り向いた伊達の表情が僕の手の力を緩めた。伊達の目が「俺に任せろ」と言いきかせているようだったからだ。その瞳は自信に満ち溢れてた。
伊達はそのまま振り返らずに歩いて行った。僕はその後ろ姿を見つめたまま動けなかった。心臓がバクバクいってる。
「ちょっといい？」
伊達はためらいもなく声をかける。が、その相手は浅井さんではなく、彼女の周りにいる友達の一人、新田留美だった。
「なあに？」
新田留美は照れたように答えた。実は伊達の彼女候補の一人だ。
候補というのには理由がある。伊達が女ったらしってわけじゃないわけじやないけど・・・。簡単に言うと、伊達のことが好きな娘は数人いるけど、伊達の好きなのは誰とも決まらない状態だって事。
ひょっとすると伊達も誰か一人を想っているかもしれない。でも、あいつの行動を見る限り、女の子には誰にでもやさしいし、さっぱり見当かつかない。
もう一つ付け加えると留美はけつこうかわいい。そして、けっこうもてた。
「留美、一つ頼みがあるんだけどさ。頼まれてくれない？」
「何？」
「あの由季ちゃんさ、誰にも怪しまれないように連れ出せない？」
伊達が新川留美の耳元で囁く。
一瞬留美の表情が曇り、「由季？」と聞き返す。
「ん、まあ。ちょっと理由ありでな」
伊達はそう言いつつ、チラッとこっちに目を向ける。
「ヘえ〜、彼そうだったんだ」
彼というのはもちろん僕のことだ。伊達のちょっとした仕草を見逃さなかった新田留美は、ホッとした様子でこちらを見ている。その顔には不敵な笑みがかかっている。
あのバカ・・・、僕は心からそう思った。
「オッケー、まかせといて」留美はそういうと伊達にＶサインをして見せた。「それで、どこへ？」
「そうだな、人のいない所かベストなんだけどこれじゃあなあ」
伊達はそう言い、周りを見て続けた。生徒に父兄、教師が人だかりとなっている。
「あそこらへんなんかいいんじゃねえか？」
「わかった。じゃ、先行って待ってて」
「サンキュ」
伊達はそう言うと僕の方へ戻って来た。
「さあ、行こっか」
「行くってどこへ？」
「来りゃわかる」
そう言って歩きだした。僕もその後をついて行くしかなかった。
伊達が連れて来たところは講堂と教室棟をつなぐ廊下だった。卒業式の後で、この辺は人通りか少ない。少し講堂の方へ歩くと、うまい具合に死角になって誰も見えなくなった。
「俺にできるのはここまでだぜ。後は自分で頑張んな」
伊達は軽くウインクをして、親指を立てて見せた。伊達が、みんなのもとへ掃って行った。と同時に僕は一人残されたわけで、再び心臓かエイトビートでリズムを刻む様な錯覚に襲われ、体が石化する様に筋肉か緊張する。
「どうしよう」悩んでも今更しょうがないのは分かっているのに妙に落ち着かない。なんて言おう。好きです。好きだ。愛してる、は変だよな。えーいもうどうとでもなれ。と考えをやめた。
「！・・・」
振り向いたら既にそこに立っていたんだ。浅井さんが。思わず驚いてしまった。彼女の方もびっくりしたようだった。
目と目が合うが、その瞬間お互い同時に視線を外してしまった。
「あ、あの・・・浅井さん」
「はい」彼女はうつむきながら小さな声で答えた。
僕も彼女を直視することができなかった。彼女の足元を見ながら・・・・・・。
この時、伊達と留美か陰からそっと見守っていた事を、もちろん僕らは知らない。
「あ〜ん、もうじれったいわねえ。男でしょっ。もっとスパッと言えないの、彼は」留美が伊達に言う。
「しょうがねえだろ、ああいう奴なんだよ。俺達はただ見てるしかねえし。俺に文句言うなよ」伊達は留美の頬をフニッと引っ張った。「それより、お前、あの娘の友達だろ。結果はもう知ってるんじゃないのか？」
留美は申し訳なさそうに首を横に振る。
「それがね、知らないんだ。あの娘って奥手っぽいし、何でか、聞けなかったのよねえ」
伊達は呆れ顔で「お前ら何なんだ」と言い、再び僕達の様子を観察（見物）していた。
その頃、僕と彼女の間には、何とも耐え難い沈黙か続いていた。
言おう。とは思うのだが、いざ声に出そうとすると躊躇してしまう。このシチュエーションでは、もう言いたいことは十二分に伝わっているとは思うのだが、それでも自分の口から直接伝えたい。
僕は意を決した。
「前から好きだった。・・・もし もしよかったら僕とつきあって下さい」
確かそんな感じだったと思う。自分でも何て言ったのかよく覚えてなかったんだ。
経験の浅い僕は、見事に直球勝負をしてしまった事だけは確かだった。
この日、我がクラスでは卒業ということで、最後の打ち上げが行われた。しかし、全員が集まるわけじゃない。部活の打ち上げに行く者、恋人同士でフェードアウトして行く者、まだ受験のある者、様々だ。
僕はクラスの打ち上げに参加した。場所は駅の近くの居酒屋、小さな店だし、貸し切りなので他に客はいない。
織田と伊達は来なかった。うまいことやってるんだろう。
「それでは、皆さんの卒業と今後の将来に・・・カンパーイ」
クラスの長が乾杯の音頭を取る。それについで全員が「乾杯」と手にしたグラスを掲げ、近くの人同士カチーンとグラスを合わせる。
もちろんグラスの中身はビールである。
「高校も卒業したし、ほとんどが十八になってっから大きな顔をして酒か飲めるな」
「ばーか。酒とタバコは二十からだよ」
「いーんだよ。何でも、飲めりゃ」
「おう、俺は二十になったら煙草をやめるぜ」
「逆だ、バカ者」
クラスのみんなは大いに盛り上がってるようだったけど、僕はそんな気分じゃなかったんだ。
「どうしたよ、呑みが足りんぞ。呑みが。さあいけ」
僕のグラスにビールが満たされ差し出される。
僕はそのグラスには手をつけず、近くにあった瓶を手にして口をつけた。酒が強いわけじゃないけど気分がそうさせたんだ。
「ちょっと持て」クラスの中でもお祭り好きで知られる奴らはひとりしずかにのませてはくれなかった。「さあ、ちゅうーもーく。結城君のちょっといいとこ見てみたい・・・」
こうなったらクラスは団結してしまう。全員が口をそろえて僕を煽ってくれる。
「一気、一気、一気、一気・・・・・」
僕は瓶を傾けた。徐々にその角度が大きくなる。
一気の掛け声と拍手を続けながら、視線を僕の瓶に集中させてるみんなの様子が見える。
瓶の中身が減って行き、僕は瓶を口から離した。
その瞬間、僕に拍手喝采が降り注ぐ。
「けっこうやるじゃん」
「どーも」
自分でも以外だった。そんなに酷なことじゃなかったんだ。でもちょっとした空しさが残った。自分を目茶苦茶にしたくて一気したからだ。
卒業式という感傷的なイベントに便乗して、もう会えないだろうから「だめもと」で告白しようとしたわけじやない。「だめもと」はまあ確かにあったけど、今まで言わなかったのは僕らが受験生だったからだ。かと言って、受験生には恋愛はタブーだなんて古臭い事を考えていたわけじゃない。ただ、もし駄目だったとき、平常心で受験できるか自信がなかった。それは僕だけじゃなくて、彼女にも言える事だし、三年はセンター明けから自宅学習になって授業がなくなるので、受験後彼女に会うチャンスはこの日をおいて他に無かったんだ。
「結城」
「何？
僕に声をかけて来たのは恵美だった。クラスの女の子の中でも仲のいい方だった。自分と対等な奴には変な敬語は使わない。男にも呼び捨てだったし、かといって上のものにはきちんと敬語を使い分けるし、世渡り上手とでも言うのか。
「大丈夫？」
うれしいことに心配そうに見つめてくれる。
織田だったら「君の笑顔が最高の薬さ」と言うかもしれない。あいつが言うとくさいセリフも軽いジョークですんでしまうから羨ましい。僕のキャラクターじゃジョークにとられないかもしれない。
まあ、そんなこと言えるはずもないけど。
「平気だけど・・・ちよっと赤いかな」
顔が火照っている。
「外、出ない？」
「そうだね。少し夜風にあたろっか」
僕らは店の外に出た。
店は、駅前といっても路地裏の入り組んだ所にあるので、人通りは少ない。通の店というのか、馴染みの客を大切にするというのか、まあいい店だ。いろんな意味で。
店の外、小さな駐車場の縁石に腰を掛ける。
「結城ってさ。織田や伊達と付き合い長いんでしょ？」
「そうだなあ、幼馴染みってやつかな」僕は瞬く星を見た。
「伊達とは小学校からずっと同じクラスなんだ。織田は中学以外幼稚園から一緒だね」
「結城はさ・・・・」
「ん？」
「なんでもない」
恵美は首を横に振る。
「何だよ、気になるじゃん」
「いーの」恵美は空を見上げている。「ほら、見てー。星がきれいだよー」
うまくごまかされてしまったわけだが、あえてそれ以上は聞かなかった。僕は、空を見上げている恵美の喉から胸にかけてのカーブに、恵美の女を感じていたからだ。普段が子供っぽいだけに妙に衝撃的だった。
「どうしたの？」
「な、何でもない」
急な突っ込みに焦ってしまった。確かにもう十八だし、女の子なんて結婚できる年齢は十六だし、別におかしなことじやない。肉体的にはもう大人なんだろう。って事は由季ちやんも・・・。
恵美はそれを察したのか、どうなのか「何？気になる、教えて？」と聞いてきたのだが、僕は「それはお互い様」と言ってその場をやり過ごした。
「そろそろ戻ろっか」
そう言って僕は立ち上がり、背伸びをした。恵美は何か言いたげだったが、少し間を置いて「うん」と言って立ち上がった。
「わあっ、びっくりした」
ドアを開けようとした瞬間にドアが開いた。どうやらお開きのようだった。
「一人３０００な」
幹事はタバコをくわえながら手のひらを差し出す。
「あいよ」
財布から千円札を三枚取り出し渡す。
「結城、二次会行くか？」
僕はそう聞かれて迷ったか、少し考えてから「ああ」と言った。
「よう、結城。うまくやってっか？」
「何を？織田ぁ、今までどこ行ってたんだ？」
二次会になっていきなり織田が現れた。
「いや、ちょっとな」
織田は意味ありげなことをほのめかしつつ、ごまかす。大体見当はついているのだが。
僕らは二次会ということでカラオケに来たんだ。時間も遅いし一次会よりは人数が減っている。
「織田よう、よくここだって分かったな」
と、僕か驚いているその時、「織田クーン、番だよ−」と、織田の後ろから顔を覗かせている女の子の姿が見える。
「なるほど、そういうことか」織田の肩を叩きながら頷いて見せた。
「お前も来るか？」織田笑って見せる「女の子のが多いんだよ、俺達」
「遠慮しとくよ・・・あっそうだ。伊達・・・知らない？」
「伊達は知ってるけど、今どこにいるかは知らないよ」
「あっ、そ。んじゃ、ごゆっくり。先からお待ちですよ、お客さん」
僕は先から織田のことを気にしている女の子を指さして言った。
「そいつはどーも」
繊田が戻って、僕もクラスのボックスに入った。ボックスの中は僕を会わせて６人、男が４人と女が２人だ。その中に恵美もいた。
僕はちょっと気まずかった。一次会での恵美とのやり取りで妙に意識してしまったからだ。
今日は昼のこともあり、選曲してる時も「愛」とか、「恋」とか、「ＬＯＶＥ」つて言葉がつく歌は意識して避けてしまった。それにしても、以外とそういう歌は多いのに驚いた。
ともかく、できるだけアップビートな曲を歌うことにした。
しかし、この時僕は、昼間のことを思い出していた。
告白したあの時の事を−・・・
僕が好きだと言った後、彼女はうつむいたまま口を閉ざしていた。何度も何かを言いかけるのに最後まで言い切ることはなかった。
その沈黙、雰囲気に耐えきれなくなった僕は自分で自分の首を絞めてしまうことになった。
「あの・・・・・返事はまた・・・今度ってことで。んじゃっ」
そう言い残し、彼女に背を向けてその場を去ってしまったのだ。そして、何事も無かったかのように再びクラス仲間の和に入ったのだった。
今思うとすごく後悔している。
どうせ引導を渡されるなら早い方がいい。これじや蛇の生殺し状態だ。
でも、どうせ駄目だな。と思いつつも「もしかしたら」と言う気持ちが捨て切れないでいる。
それにセッティングしてくれた伊達と留美に申し訳なかった。
それから僕らは歌いまくった。何もかも忘れるほどに。
この日、僕は何も進展することはできなかったわけで、「ＬＯＮＥＬＹ ＣＨＥＲＲＹ ＢＯＹ」のレッテルは、変わる事なく僕に付きまとう事となった。
＜ＴＯ ＢＥ ＣＯＮＴＩＮＵＥＤ＞
ＭＡＩＮ ＣＨＡＲＡＣＴＥＲＳ
結城・・・・・一応、主人公。
変なとこでシャイ、奥手でもある。女の子の人気は賛否両論あるようだ。
織田・・・・・結城、伊達の親友であり、クラスメイト。
女関係は派手。後輩に人気あり。
大ざっぱで大胆。根はいい人。
伊達・・・・・結城、繊田の親友であり、クラスメイト。
織田ほど派手と言う訳ではないが、女の子には
優しい。味方には尽くすが、敵対するものには
非常なまでに冷たい。
浅井由季・・・・・結城が惚れた女の子。
よく言えばおとなしく、悪く言えば少しとろい。
男の人気も二分するが、あまリ目立たない。
新田留美・・・・・浅井由季の親友。伊達に好意を寄せている。
積極的な方で、人気がある。
物事にあまりこだわらず、わりきっている所が
ある。
恵美・・・・・結城のクラスメイト。結城に・・・？
ボーイッシュで子供っぽい。
